さぁ~て本日の毛呂山さんはぁ~♪
はまちです。
天気は良好だったのですが、北風強めにて高高度フライトはお預け、しかしながらグラハンは風を見ながら練習できました。
じゃぁどんな風なら飛べんのさ?って疑問がわきますよねぇ?奥さん。
風向きに関して言えば、パラグライダーは風に正対して敷かないときれいに立ち上がらないので、エリア(スクール)のテイクオフ(離陸場)の向きによります。
ただこれもそこが東向きだとして東風の日しか飛べないの?ってことはなく、さすがに逆の風(この場合西風)が強いと無理ですが、弱い南や北風ですと回り込んで入ってくる東風を待つか、上(中)級者になると多少南寄り北寄りの風でも翼を修正(調整)して飛び立つことができます。
んで風の強さはってぇと。
パラグライダーは初級機でおおむね時速30km/h位で飛べます。
(コレ「対気速度」であって車なんかで使う「対地速度」とは別物、めんどいから詳しいコトは割愛!スクール生は覚えとくように!)
これを天気予報で使われる風速、秒速(m/sec)になおすと約8.3m/sec.
「じゃぁ8メートル以下の風予報ならグライダーが前に進めるから飛べるわねっ!」ってぇ思いますよね?奥さん。
でも地上で8m/secの風でテイクオフに立つと、さらにビュービューでとても飛び立とうとは思いません。
(実際飛んでも前に出らんねぇし…この辺「ウインドグラジェント」ってのが関わってんだけど、めんどいから割愛!スクー…(以下略))
ですので安全マージンを取って、もうちょっと弱い風の時に飛び立ちます。
この辺は機体の性能もありますが、風は見えないので経験に頼る部分が重要で、何メートル以下じゃぁなきゃ飛ばない(そういう人も中にゃぁいるかもしれませんが)っていう具体的な数字はなく、文字通り「空気を読む(本来の意味とは違うけど)」が大事なんす。
これ空飛ぶ時のハナシであって、体験のお客さんやグラハンに励みたいスクール生は「明日北西4m/secの風だからあきらめようかしら…(悲)」ってぇコトではなく、スカイパーク毛呂山は立地的に回り込みの風が入りやすいので、世間は北風でもここいら辺だけ東風なんてな日がよくあります。
「明日ぁ駄目かなぁ」と決めつける前にご一報くだされ!